ストレスが美容に悪影響を与えるというのは、よく聞く話ですね。

 

もちろんストレスは、大人ニキビの主原因でもあります。

 

まずはストレスを、心理的、物理的に分けて説明します。

 

ニキビ,ストレス

心理的ストレス(心理ストレス因子)

ニキビ予防を考える上では、心理的ストレスを取り除くことはとても重要になります。

 

なぜなら、ストレスが交感神経を刺激して、皮脂分泌を促し、ニキビができやすい脂性肌を作り出してしまうというメカニズムがあるからです。

 

 

まず、ニキビというのは皮脂を分泌する毛穴が詰まり、その中に角質や皮脂が溜まることで発生しますよね。

 

その詰まった毛穴の中で、悪玉アクネ菌が増殖して、炎症を起こしてしまうわけです。

 

 

とすると、”毛穴が詰まって角質や皮脂が溜まる”…、という状況にならなければニキビができないのです。

 

なので、ニキビ予防の一番最初にするべきことは、根本の原因である毛穴詰まり、皮脂や角質の過剰分泌を起こしてしまう脂性肌を避けることですよね。

 

そして、脂性肌にならないためには、心理的ストレス因子を避けることが非常に有効となってきます。

 

 

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つが存在していることは聞いたことがあると思います。

 

リラックスした状態では副交感神経が有利、逆に心理的ストレスを感じると交感神経が有利になります。

 

交感神経が有利状態になっていくると、副腎皮質ホルモンのアンドロゲンやアドレナリン、男性ホルモンのテストステロンが分泌されやすくなります。

 

アンドロゲン、アドレナリンはそれ自体に皮脂分泌を促す働きがありますし、テストステロンは”I型5αリダクターゼ”という酵素によって、ジヒドロテスタステロンという物質に変化して、やはり皮脂分泌が促進されやすくなるので、脂性肌を引き起こしてしまいます。

 

 

心理的ストレスってどんなものがあるの?

では、心理的ストレスというのは、どんなものがあるのでしょうか?

 

ストレスというのは、種類によってつぎの4つに区分されています。

 

物理的ストレス・・・温度変化や騒音など
化学的ストレス・・・薬物や活性酸素など
生物的ストレス・・・感染や炎症などによる
心理的ストレス・・・不安や怒りの感情など

 

要するに、心理的ストレスは人間関係のトラブル、仕事の悩み…といったものを広く含むことになりますね。

 

過剰なストレスによって生体バランスが崩れてしまうと、心身に悪影響が出てしまいます。

 

このようなストレス負荷が肌に出てしまうと、大人ニキビという形になることがあるわけです。

 

 

心理的ストレスをケア、緩和する方法

では、この心理的ストレスをケア・緩和する方法には、どのようなものがあるでしょうか?

 

ストレス対処にはたくさん言われていますが、基本は3Rと呼ばれる、・Rest(休息)、・Relaxation(リラクゼーション)、・Recreation(レクリエーション)が重要です。

 

要するに、規則的な睡眠サイクル、適度な運動、趣味の時間を持つことがストレス解消の基本となるという事です。

 

 

ニキビ予防のことで言うなら、副交感神経が優位でリラックスした状態を維持することが大切なので、そのためには効果的な半身浴がおすすめです。

 

38〜40℃くらいに調節した少しぬるめのお湯に、約20分くらい浸かることで、心身をリラックス状態に持って行くことが可能です。

 

ニキビのケアを目的としているなら、半身浴を試してみてください。

 

 

まとめ〜心理ストレスとニキビの関係〜

過度な心理的ストレスによって自律神経系のバランスが崩れると、交感神経優位の状態が続くことで、皮脂分泌を促すホルモンが増えてしまいます。

 

脂性肌になってしまうと、ニキビができやすい肌質になってしまうので、普段から意識して副交感神経優位の状態を作っておくことが大切です。

 

そのため、ストレスケアに効果的な半身浴(または足湯でもOK)などを生活習慣に取り入れ、心理的ストレスの緩和につとめましょう。

物理的ストレス(物理ストレス因子)

一般に、ストレスというと精神的な感情のことにとらえられがちですが、物理的なストレスもあります。

 

大人のニキビ対策のために、物理的なストレスを回避することも、心理的ストレスと同様に重要です。

 

たとえば、急激な気温変化に晒されることなどが、物理的ストレスにあたります。

 

ここでは、そういった物理的ストレスによる大人ニキビを予防、ケアする方法について考えてみたいと思います。

 

 

人間の身体は、体温調節機能を持っていますね。

 

そのため、暑い夏場は副交感神経が優位になって血管を拡張、血流を良くして、発汗を促すと同時に、いわゆる水冷式エンジンと同じ理屈で体温を下げます。

 

逆に寒い冬場は、血管を収縮させて身体から熱を逃がさないようにしています。

 

しかし、エアコンが効きすぎた部屋に出入りしていると、こうした自律神経による体温調整が頻繁に切り替わるため、徐々に自律神経のバランスがおかしくなってしまいます。

 

これが物理的ストレスによる自律神経失調症の例です。

 

 

自律神経系は興奮、ストレス時に活発になる交感神経と、リラックスしている時に優位になる副交感神経の2つから構成されています。

 

交感神経が活発化していると、男性ホルモンが多く分泌されるようになり、皮脂の分泌が過剰になる脂性肌を招いてしまいます。

 

また、男性ホルモンには、皮膚表面下部(毛包漏斗下部)の角化異常を促し、肌を固くしてしまう働きもあります。

 

そのため、皮脂による毛穴詰まりが起こりやすくなり、ニキビの原因になってしまうわけです。

 

これが、自律神経のバランス異常によってニキビが出来やすくなるメカニズムです。

 

 

物理的ストレスってどんなものがあるの?

では、物理的ストレスというのは、どんなものがあるのでしょうか?

 

さきほど例としてあげた温度変化であれば、エアコンのほかに“季節の変わり目で気温が安定しないこと”も自律神経を乱す原因になります。

 

たとえ自然の気候変化であっても、やはり頻繁に寒暖が入れ替わるのは物理的ストレスになります。

 

その他にも、満員電車、騒音といった精神的ストレスを誘発する物理的要因も、物理的ストレスに含まれます。

 

精神的に不快な状態を作り出し得る物理的現象全般が、物理的ストレスといえるわけです。

 

 

物理ストレスをケア、緩和する方法

では、この物理ストレスをケア・緩和する方法には、どのようなものがあるでしょうか?

 

まずは、寒暖差に関係する物理的ストレスに関していえば、夏場に外出する際、クーラーが効きすぎた屋内用に羽織るものを用意するなどの対策が必要です。

 

どんな時でも適温に調整できる準備をしておけば、寒暖差による物理ストレスを減少させる事が出来ます。

 

騒音や満員電車などの密閉空間といったストレス源に関していえば、不快感を覚える環境を可能な限り避けるという対処をするしかありませんね。

 

もしストレスを受けてしまった時は、ぬるめの湯温での入浴や足湯、規則的な睡眠サイクル、あるいは趣味に没頭するといった方法も有効的です。

 

適度な汗をかくということも、ニキビ予防にとって大切なことなのです。

 

 

まとめ〜物理ストレスとニキビの関係〜

ストレスというのは精神的なものだけではなく、寒暖差など、自律神経のバランスを崩す要因すべてを示します。

 

自律神経の安定が崩れ、交感神経が活発になると、男性ホルモンが増加します。

 

そして、それが原因となり、肌が固くて皮脂の多い“ニキビが出来やすい状態”になってしまいます。

 

これらの物理的ストレスを避けることが、美肌を維持するための第1歩です。

 

温度変化を考慮した服装を心がけるなど、物理ストレスに負けない、ちょっとした生活習慣を心がけましょう。

ストレスによるニキビ発生のメカニズムとは?

「なぜストレスによってニキビが出来やすくなるのか」、ということについてメカニズムを紐解いてみましょう。

 

まずは“ストレスは美容の大敵”という言葉が、科学的に確証の取れた表現であることは、理解しておいてくださいね。

 

ニキビ発生のメカニズムを知れば“そのメカニズムを止めることでニキビ予防が出来る”という知識を得られます。

 

なので、今後のニキビの予防法・治療方法の選択に役立てることができますので。

 

 

上にあるとおり、ストレス反応とは、普通は一定に保たれている生体バランスがストレスによって崩れ、そこから普段の状態へと戻していくための過程のことです。

 

多少のストレスであれば、身体の適応力を維持するために有益なので快ストレスと呼ばれますが、過剰なストレスであれば心身のバランスを大きく崩してしまいます。

 

過剰なストレスを受けると、脳の間脳という場所にある自律神経、内分泌を司る働きを持つ“視床下部”に影響がでます。

 

影響が出るといっても、脳的には正常な反応であり、ストレスを受けるということは生物学的には危険な状態であるということですから、その危険に対応するための正常な身体機能なわけです。

 

しかし、この時に脳下垂体、副腎皮質から男性ホルモンが分泌されたり、自律神経のうち興奮を司る交感神経が活発になることで、ノルアドレナリンが増加したりすることが、”肌にとって”は大きな問題になってしまうのです。

 

 

ストレスは脂性肌&角栓の原因になります!

 

ストレスを感じたときに発生する男性ホルモンやノルアドレナリンは、皮脂の分泌を促す働きがあるため、ストレス反応が持続すると脂性肌になってしまいます。

 

また、男性ホルモンには肌を固くしてしまう性質もあり、毛穴が収縮して詰まりやすくなるのです。

 

こうして、皮脂が正しく代謝されなくなると、詰まった毛穴に皮脂が溜まり、その皮脂の中で悪玉アクネ菌が増殖して炎症を起こすといった、いわゆるニキビが出来てしまうのです。

 

 

こういった理由から、過度のストレスを受け続けるとニキビが出来てしまう…というふうに言われているわけですね。

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