なぜ皮脂の過剰分泌が起こるのか?

ニキビ予防を考える上で何かと悪者にされる皮脂ですが、実は皮脂というのも肌の健康を維持する上で必要なものなのです。

 

そもそも人間の身体は、不必要なものを分泌したりはしないので、皮脂が不要なはずがありません。

 

もともと皮脂膜は外部刺激から肌を守るための1次バリアという役割を持っており、完全に落としてしまうと、かえって肌の防御力を弱めることになってしまうのです。

 

なので、今まで皮脂を全部落とそうとしてゴシゴシと洗顔していた方は、これを機会にケア方法を見直してみてください。

 

あくまでも、過剰な皮脂分泌を抑えることが目的であり、適量の皮脂は肌を守るために必要なのです。

 

 

ストレスによって交感神経が優位になると、男性ホルモンの生成が促されてしまうことは、ホルモンバランスのページで話した通りで、男性ホルモンには皮脂過剰を招き、さらに角質の柔軟性を失わせて角栓の詰まりを誘発する作用があります。

 

ニキビは毛穴が角栓で詰まり、そこに皮脂が溜まってしまうことによって発生するので、男性ホルモンはニキビ発生を引き起こす2つの原因、その両方を招いてしまいます。

 

そう考えると、ニキビ予防を考えるうえで、ストレスによって交感神経が刺激され、男性ホルモンが増えてしまうという一連の流れを断ち切ることが、重要といえます。

 

 

皮脂の過剰分泌を抑えるためには

 

  1. 皮脂膜を無理に落とすようなゴシゴシ洗顔を控える
  2.  

  3. 男性ホルモンが優位になるストレスフルな生活を見直す

 

という2つの方法があります。

 

ちなみにストレスだけでなく、睡眠不足、パソコンの使用時間が長すぎることによる眼精疲労、急激な寒暖差…といった身体に負担のかかる習慣すべてを含みます。

「夏」と「冬」、それぞれの皮脂分泌のコントロール方法

それでは、実際に皮脂量を適正に保つにはどうすればよいのでしょうか?

 

皮脂が大量に浮く夏場のケア

 

乾燥しているはずなのに冬場にも脂性肌が続く場合のケア

 

これらの事は気になりますよね。

 

それでは、夏と冬、それぞれの皮脂対策を紹介していきますね。

 

ニキビのない、美しい肌を保つための具体策をチェックして下さい。

 

夏の過剰な皮脂はニキビの元

夏場は汗をかきやすいことから、皮脂が浮いてしまうことも多いですね。

 

ニキビケアの大敵である皮脂過剰、脂性肌をケアするためには、まず何をするべきなのでしょうか?

 

 

ニキビは、角栓が毛穴を塞いでしまうところから始まります。

 

皮脂は毛穴から排出されますので、その出口を塞がれてしまうと、毛穴の中に溜まっていき、微小面皰というニキビの最初期の状態になります。

 

この状態になった後、さらに皮脂分泌が昂進してしまうと、面皰の中に皮脂が溜まっていき、白ニキビ(コメド)という状態になるわけです。

 

そして、さらに皮脂分泌が進むと、黒ニキビや赤ニキビへ悪化してしまうので、皮脂分泌を抑えることが重要です。

 

皮脂が多い人はどんなケアをすれば良い?

では、皮脂が多い人はどんなケアをすれば良いのでしょうか?

 

“脂性肌をケアするためには洗顔が大切”と言われていますが、ゴシゴシ洗って皮脂をこそげ落とすような方法はNGです。

 

物理的に強くこすってしまうと、肌表面の角質層が傷つけられてしまい、肌が本来持っているバリア機能が壊れてしまいます。

 

そもそも皮脂膜は、肌の乾燥を防ぐための防御手段でもあり、落としすぎるのも問題です。

 

しかも肌バリアの機能が低下してしまうと、肌は表面を保護するために躍起になって多量の皮脂を分泌しますから、完全に”逆効果”になってしまうのです。

 

そこで、肌のバリア機能を高めるために徹底した保湿を行うことをおすすめします。

 

 

肌バリアを維持するためのカナメとしてラメラ構造という角質層のように層状になったものが表皮にあります。

 

肌内部の水分が蒸発してしまうと、皮脂はあっても水分が足りない状態になり、このラメラ構造が崩壊します。

 

肌バリアが働かなくなって、肌表面を守る方法が皮脂膜を張ることだけになってしまい、皮脂分泌が増えてしまうのです。

 

 

肌を徹底的に保湿して、ラメラ構造を維持してあげることで、バリア機能が正常化され、結果的に皮脂を過剰分泌する必要性がなくなるのです。

 

だから、肌を保湿すると、皮脂の過剰分泌はなくなるということですね♪

 

夏場に皮脂が増えるっていうのはウソ?ホント?

多くの方は“夏になると皮脂の分泌量が増加する”と考えているようです。

 

確かに汗は夏の方がたくさん掻きますが、皮脂の分泌量は年間を通じてそれほど変わりません。

 

女性の顔に分泌される皮脂量は時期を問わず、1平方cmあたり30〜40マイクログラム程度だそうです。

 

気温が高いと生理機能が活発になりやすいので、若干は夏のほうが皮脂腺も活発になるでしょうが、正直なところ誤差のレベルです。

 

脂性肌のケアは、年間を通して【徹底的な保湿にある】と覚えておきましょう。

 

 

冬場に皮脂が目立つ脂性肌

ニキビのサインである、顔のテカリが気になっている女性も多いと思います。

 

乾燥しているはずの冬場でも脂性肌に悩まされて、ニキビなどの肌トラブルが多い方のために、ニキビ・脂性肌をケアするための方法をお伝えします。

 

夏に皮脂が浮くだけならまだしも、真冬になっても顔がテカってしまう女性が増えているようです。

 

 

そんな人にいたいのは、まず、脂性肌をケアするために1日に何回も洗顔を繰り返すのは控えてください。ということ。

 

これはむしろ皮脂分泌をさらに増やしてしまう間違ったケアとなります。

 

皮脂がゼロになってしまうと、身体は肌表面を保護するために躍起になって皮脂を分泌しますので、むしろ脂性肌は悪化します。

 

過剰な皮脂分泌を抑えたいのなら、バリア機能を強化し、表面に過剰な皮脂膜を張らなくても外部刺激をシャットアウトできるようにしてあげることが大切です。

 

やはりここでも、保湿することが脂性肌改善の重要ポイントとなりますね。

 

 

同じニキビでも、思春期ニキビと大人ニキビの情報が混同している人が多くいます。

 

多くの方は“冬場になるとニキビが悪化する…”と感じていますが、“皮脂の浮きやすいTゾーンに多発するのは思春期ニキビであり、大人ニキビではありません。

 

20代以降の大人ニキビは、基本的に肌が乾燥してバリア機能が損なわれるために発生するものであり、空気が乾燥する冬場に悪化する傾向があります。

 

確かに過剰な皮脂はニキビを悪化させる要因ですが、根本解決を図るためには保湿を重視して、肌のバリア機能を強化するほうが効率的だということを覚えておいてください。

 

 

まとめ 〜皮脂の過剰分泌

皮脂は本来、外部刺激から皮膚を守るための保護膜であり、肌の健康維持に必要な存在です。

 

しかし、肌バリアが不全状態に陥ってしまったり、男性ホルモンが優位になってしまうと皮脂の分泌量が過剰になってしまい、ニキビ悪化することがあります。

 

しかし、すべて落とそうとすると逆に身体は皮膚を守るためにもっと大量の皮脂を分泌してしまいます。

 

脂性肌を正しくケアするためには、過剰分泌が起こるメカニズムを知り、その原因を取り除くことが大切です。

 

そして、保湿をしっかり行ってくださいね♪

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